dmobileは、日本電気通信事業株式会社(JTBC)が提供する格安SIMサービスのブランド名です。
ライフスタイルに合わせて料金プランを選びやすく、データ使用量が少ない方にも多い方にも、通信費を抑えやすい魅力的なサービスです。
また、JTBCの代理店制度を活用すれば、個人事業としてdmobileを取り扱うこともできるため、事業に挑戦したい方や副収入を得たい方にも適しています。
そんなdmobileの料金や通信速度など、サービス利用を検討する方が知りたい情報を、利用者の口コミ・評判とあわせて紹介します。
また、JTBCの代理店制度についても口コミ・評判とともに解説しているため、事業に興味のある方も必見です。

dmobileとは、docomo回線を利用したMVNO(仮想移動体通信事業者)として誕生した、格安SIMサービスです。
JTBCが提供するスマホ回線のブランド名であり、料金がリーズナブルでありながら、高品質な通信環境を提供しています。
利用者の使用状況に応じて選択しやすい料金プランを展開しており、コスパのよさだけでなく利用者が料金設定をカスタマイズしやすいのが特徴です。
データを多く使う方や通話が多い方はもちろん、利用頻度が低い方まで、幅広い利用スタイルに対応できるのがdmobileです。
| 会社名 | 日本電気通信事業株式会社 |
|---|---|
| 設立 | 2024年4月5日 |
| 資本金 | 800万円 |
| 代表者 | 佐藤啓子 |
| 所在地 | 〒810-0074 福岡市中央区大手門2-3-11-501 |
| 電気通信事業届出番号 | H-06-01933 |
| 事業内容 | ・電気通信事業法に基づく電気通信事業 ・インターネット接続仲介事業 ・携帯電話のSIM販売及びその他の通信事業 ・情報処理サービス業及び情報提供サービス業 ・前各号に附帯関連する一切の事業 |
| 商品またはサービス内容 | dmobile(音声+データSIM及びデータSIM) |
dmobileのサービスには、次の4つの特徴があります。
複雑な設定や不要な機能を排除したことで、料金を抑えているのがdmobileです。
広いエリアに対応し、高い通信品質と接続速度を維持しており、利用シーンやライフスタイルにあったプランを選びやすくなっています。
利用をする中で悩みや疑問が生じても、カスタマーサポートチームが対応してくれるため、初めて格安SIMを利用する場合でも安心して始められます。
dmobileには多様な料金プランが用意されており、ライフスタイルに合わせて利用者自身で選択できます。
すべての料金プランに共通しているのが、初回請求時のみ発生する手数料です。
初回登録手数料:1,100円(税込)
SIMカード発行手数料:3,300円(税込)
dmobileの料金プランについてこれから紹介します。
dmobileXは、多くのデータを利用するヘビーユーザー向けの大容量プランです。
月額料金は5,720円(税込)かかりますが、データは1日4GBまで、月間120GB相当のデータを利用できるため、日常的にネットを利用する方にとって魅力的なサービスとなっています。
通話に関しては、必要に応じて以下のオプションを選択できます。
| 24時間かけ放題 | 1,870円(税込) |
|---|---|
| 10分かけ放題 | 935円(税込) |
| 5分かけ放題 | 715円(税込) |
通話が少ない方にとっては、データ容量を気にせずネットを楽しめる、使い勝手の良いプランと言えるでしょう。
dmobileLは、24時間かけ放題が無料で付帯されており、使えるデータ量が十分に備わっているのが特徴です。
月額料金は5,720円(税込)でdmobileXと同じ価格ではありますが、データ容量が1日2GBまで、月間60GB相当と使用可能な容量はdmobileXより少なくなります。
ただし、通話時間が長い方にとってはコスパが良く、データも使えるため、料金を気にせず通話やネットを楽しみたい方に最適なプランと言えます。
dmobileMは、5分間のかけ放題が無料で付帯するライトユーザー向けプランです。
月額料金は3,520円(税込)で、データ容量は1日1GB、月間で約30GBまで利用できます。
ちょっとした通話やWi-Fi環境でのデータ使用がメインで、コストを抑えたい方にとって、使いやすい料金プランと言えるでしょう。
dmobileSは、JTBCが提供する音声データSIMの中で最も安く、ネットをあまり使わない方や、通話頻度に応じてプランを自由に組み合わせたい方に適したプランです。
月額料金は1,078円(税込)で、月間3GBのデータ容量が利用できる、シンプルで必要最低限の通信利用者向けプランとなっています。
通話については、利用者の通話時間に合わせて、以下のオプションと組み合わせて利用できます。
| 24時間かけ放題 | 1,870円(税込) |
|---|---|
| 10分かけ放題 | 935円(税込) |
| 5分かけ放題 | 715円(税込) |
必要最低限の機能を、利用者自身が選んで組み合わせられる柔軟な料金プランです。
dDate F4とdDate F1はデータSIMで、音声通話はできずデータ容量のみを利用できる料金プランです。
月額料金とデータ容量については以下の通りです。
| dDate F4 | 5,720円(税込) 1日4GBまで(月間120GB相当) |
|---|---|
| dDate F1 | 3,146円(税込) 1日1GBまで(月間30GB相当) |
SMS(ショートメール)は付帯していないため、通話やメッセージが必要な場合は専用アプリを利用する必要があります。
データ通信のみを利用する方や、サブ機として持ちたい方に適したプランです。
dmobileは独自回線を持たないサービスとなるため、手続きや仕組みが少々複雑な箇所もあります。
契約するにあたり、通信速度やMNP転入の手順、解約の手続きについて先に確認しておきましょう。
dmobileはdocomoの回線を借りてサービスを提供しているため、通信速度に変動が生じることがあります。
docomoの回線を借り、サービスを提供しているのはdmobileだけではありません。複数の利用者が同時に回線を使用すると、通信速度は低下しやすくなります。
特に昼休みや夕方などのピーク時には回線が混雑しやすい傾向があります。
こうした回線を共有し提供するサービスを、ベストエフォート(best effort)と呼びます。
ベストエフォートとは、「最大限の努力」という意味で、回線事業者が可能な限りの速度でネット接続を提供することを指します。
大手キャリアと比較すると通信速度が安定しないことがありますが、それでもベストエフォート方式を採用するのは、利用者が負担する料金を抑えられるからです。
dmobileはこの方式を採用することで、利用者に合ったコストパフォーマンスの高い料金プランを提供できていると考えられます。
MNP(番号ポータビリティ)、他社から乗り換えをする際に必要な手順を紹介します。
1. 乗り換え前の通信事業者から「MNP予約番号」を受け取る
dmobileの手続き前に、乗り換え前の通信業者から「MNP予約番号」を取得します。
※携帯会社によって予約番号の取得方法が異なるため、お問い合わせや公式サイトなどで確認しましょう。
また、SIMフリー端末でなければdmobileのSIMが利用できないため、SIMロック解除も確認しましょう。
注意しなければいけないのは有効期限です。
MNP予約番号の有効期限は取得から15日間しかなく、dmobileに申し込む際には、残りの有効期限が11日以上必要となります。
MNP予約番号取得後、速やかに契約手続きに進みましょう。
2. オンラインで登録する
申し込み用のURLから希望する料金プランを選択し、MNP予約番号などの情報を登録し申し込みます。
3. 審査を受ける
申し込み完了後は、審査から手続きが始まります。
この手続きの際、「本人確認エラー」や「MNP開通エラー」が発生した場合、登録メールアドレスへエラー通知が送信されるため、すぐに確認し対応しましょう。
4. 審査通過後に発送されたSIMカードを受け取る
エラーや不備など何もなければ通知はなく、SIMカードは申し込みから約3〜4日で発送されます。
なお、SIM発送後、未開通のままにしておくとMNP予約番号の有効期限3日前から、リマインドのために連絡がきます。
土日祝を挟む場合は5日前に連絡されるため、タイムラグが起こる場合も考えられるのを知っておくといいでしょう。
5. 開通作業とAPN設定を行う
SIMカードを受け取ったあと、旧SIMカードにて開通作業を行い、回線切り替えの手続きに入ります。
開通が完了したのち、dmobileのSIMカードを挿入し、APN(アクセスポイント)設定を行います。
切り替えの手続きやAPN設定については、dmobileの公式サイトに詳しく記載されているため、こちらを確認しながら手順を進めましょう。
dmobileの解約をする場合、時期を考えて手続きするようにしましょう。
解約手続きはWebやメールなどを含む書面を通じていつでも可能な上、SIMカードの返送は不要です。
解約時期によっては、1,078円契約解除料が発生しますが、契約から8日以内であれば請求を受けずに解約できます。
これは「初期契約解除」と呼ばれる制度に基づいており、契約形態によって起算日が異なります。
| 新規番号 | 商品を受け取った日=利用開始日 起算日を含めて8日以内に申し出 |
|---|---|
| MNP | 回線の開通手続きを行った日=回線開通日 起算日を含めて8日以内に申し出 |
ただし契約解除までの期間までに使用した通信料や通話料などは、日割り計算によって計算され請求されることに注意しましょう。
上記の8日を過ぎたあとに解約をする場合、dmobileの契約期間は12か月間となるため、この期間中に解約をすると契約解除料が発生します。
dmobile解約の受付は、毎月25日までに申請すれば当月末解約となります。しかし26日から月末までに申し出をすると、翌月末日の解約となり、使用していない翌月分も支払うことになります。
また、日割り計算は行われないため、月の途中で解約した場合も1か月分の料金請求があることを覚えておきましょう。
dmobile利用者からは「気にせずに使える」といった口コミ・評判が目立ちました。
データや通話料を気にしなくていいという安心感もですが、料金についても評価されています。
ここではdmobile利用者の口コミ・評判の詳細を紹介します。
YouTubeをよく観るためか、月末には通信制限に悩まされていました。
1日4GBも使えるdmobileXコースに切り替えてから、データを気にせず使えるから、毎日好きなだけYouTubeが見られるようになりました。
月末に通信制限がかからなくなってよかったです。
YouTubeやゲーム、ネットサーフィンなど、データをよく使う方から容量を気にせず使えるといった、喜びの声が寄せられていました。
容量が大きいデータのダウンロードや閲覧、ネットの長時間使用などはデータがすぐ消費されてしまうため、好きなだけ使えるのは幸せなことでしょう。
私は仕事で電話をよく使い、調べ物でネット検索をすることがあるので、dmobileLコースの24時間かけ放題がマッチしました。
携帯電話の料金プランでかけ放題に設定すると、かなり料金がかかる印象を持っていましたが、dmobileLコースは1日2GBも使えて24時間かけ放題なので、料金を気にせず仕事の電話ができます。
dmobileLコースは高速データ通信が月間で60GB相当使える上に、24時間かけ放題がついても料金が6,000円以内で収まるため、電話する機会の多いビジネスパーソンに人気です。
また、他の料金プランで24時間かけ放題(1,870円(税込))を追加した場合でも、価格を抑えられる点が魅力です。
普段データをあまり使わないので、dmobileSコースの安さが嬉しいです。
以前利用していた携帯会社では、少ししか使っていないのに携帯料金が高いと感じていました。
dmobileSコースに変えてから1,000円台にまで通信費を抑えられたので、もっと早く使えばよかったと思っています。
普段データを使わない方からも、dmobileの料金について喜びの声が寄せられています。
携帯料金が値上がりしているからこそ、データをあまり使わない方にとって、通信費が高くなるのは悩みだったと考えられます。


